ワーホリ7か月目 女4人レンタカーの旅 パースから南下 エスペランスへ
- 1. ワーホリ7か月目 車でパースからエスペランスへ
- 1.1. 初日 Perth(パース)から Dunsborough (ダンズボロー)へ
- 1.2. 2日目 Dunsborough (ダンズボロー)から Augusta(オーガスタ)へ
- 1.3. 3日目 Augusta(オーガスタ)から Denmark(デンマーク)へ
- 1.4. 4日目 Denmark(デンマーク)から Albany(アルバニー)へ
- 1.5. 5日目 Albany(アルバニー)から Esperance(エスペランス)へ
- 1.6. 6日目 Esperance(エスペランス)
- 1.7. 7日目 Esperance(エスペランス)から Hyden(ハイデン)へ
- 1.8. 8日目 Hyden(ハイデン)から Perth(パース)
ワーホリ7か月目 車でパースからエスペランスへ
パースで新年を迎えました。
正月の2日から、Scarborough Beach で泳ぎ初め。
季節が逆な南半球でしかできないことですねぇ。
1月(ワーホリ7か月目)は、女4人(全員日本人)でレンタカーでパースからエスぺランス、そして、パースに戻ってくるという憧れの車旅をしましたので、この道中を記していこうと思います。
長距離バス(グレハン)で、ラウンドしていた最中、車旅をしている人達にも沢山出会いました。
移動手段がバスだと、どうしてもバスのタイムテーブルやバスルートに縛られ、思ったように行きたいところに行けないことがあります。バスが満席で延泊せざるを得ない時など、車でスコスコ次の地点へ進んでいく姿を指をくわえて見ていたこともしばしば…
今回の旅は、約1週間の予定です。
タイムテーブルとにらめっこする必要はありません!!
お気楽女4人レンタカーの旅のはじまりです~!!
初日 Perth(パース)から Dunsborough (ダンズボロー)へ
初日は、パースから245キロ南に位置するダンズボローの宿まで、ドライブとなります。メンバーはみな免許保持者(ペーパーではない)なので、運転は交替で行います。
自分達で車を運転して旅するというのは、バス旅の ”どこか、連れて行ってもらってる感” とは違い、なんだか ”やってる感” があります。初日は、テンションも上がり気味。
なんせ、自分達のみの空間ですので、まぁ、しゃべるしゃべる。
楽しくってしかたありません(笑)
おっと! ロードマップを手に入れるのを忘れてはいけません。
ガソリンスタンドの位置をマップでしっかり把握しておかないと、ひたすらまっすぐな道、何十キロもガソリンスタンドがない… なんて事は、オーストラリアでは頻繁に起こることです。
アナログな旅(少し不便なくらいが心地よい)がお好みの方は、忘れずに!!
そして、少しでも快適にスマートに旅をしたいあなたにはこれ!!
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しかし、
途中、Rockingham(ロッキンハム)、Bunbury(バンバリー)、Busselton(バッセルトン)と、トイレ休憩、お茶休憩によさそうなところで休憩しつつ、夕方 Dunsborough (ダンズボロー)に到着です。
皆で、地元のスーパーで食材買って、宿で夕飯作ってお食事です。
いつもやってることですが、車旅初日ですから、何でもない事でも、テンションは高めをキープ。
ここ、ダンズボローは、静かなところです。夜11時には辺りは無音になってしまいました。
普段、深夜まで誰かしらがテラスで飲んでいるパースの宿が、いかに騒がしいかがよくわかります。
2日目 Dunsborough (ダンズボロー)から Augusta(オーガスタ)へ
いよいよ、ここからが旅の本番(?)です。
ここダンズボローは、ワイナリーとサーフィンのメッカとして有名な Margaret River(マーガレットリバー)地区に位置します(マーガレットリバーの市街地までは、30Kmほど)。 マーガレットリバー地区には、他にもチョコレートファクトリーあり、美味しいアイスクリーム屋さんあり、宿も豊富にありと、旅の目的地としてとても人気があります。
さて、そんなマーガレットリバー地区で、本日我々が行う事は…
グルメツアーであります!!
まずは、
Simmos Ice Creamery(シモス アイスクリーマリー)
USA Today の世界のアイスクリーム トップ15 にも、選ばれたオーストラリアで最も有名と言っても過言ではないアイスクリーム屋さんが、ここダンズボローにあります。地元でとれた牛乳と選りすぐった材料を使用した絶品のアイスクリームの種類は60種類にも及びます。
お店に足を踏み入れると、アイスクリームの種類の多さ、そして全部がおいしそうに見えてしまうという ”アイスクリームマジック” にかかってしまいます。トリプルですら、なかなか選べなくなってしまいました。
訪れる際は、ホームページである程度食べたい種類を前もって絞っていった方が良いかもです。
Simmos Ice Creamery 公式ホームページはこちら
ちなみに、私は、バニラ・ストロベリー・バーント キャラメル を選びました。
思い出すだけで、よだれが出ます。
Canal Rock(キャナル ロック)

ここは、海岸沿いに連なる岩が、長い年月をかけて浸食され、連なる岩の間に巨大な水路(Canal)のような形の溝をつくりだした、ダイナミックな景観が楽しめる場所。 ルックアウトからは、足元で岩にぶつかる荒々しい波がそのあと水路を通って引いていく様子を、見ることができます。
我々は、ここで Fish & Chips のランチ
Chocorate Factory(チョコレート ファクトリー)
1999年にこの土地で生まれた、ハンドメイドチョコレートのお店。今では、数々の賞も受賞しており、これまたオーストラリアでは指折りの有名店。
一歩店内に足を踏み入れると、チョコレート好きは、一生嗅いでいたいというほどの甘い香り。今では200種類を超す数々の手作りチョコレート。

旅のメンバーの一人、マチ(私と4カ月のラウンドを共にした。無類のチョコ好き。ポケットにはいつもチョコを忍ばせている)は恍惚とした表情で、試食のチョコを食べまくっていました。
Margaret River Chocorate Factory の公式ホームページはこちら
Margaret River Dairy Company(マーガレットリバーデイリーカンパニー (チーズ工場)
さて、お次はチーズです。こちらもオリジナルの手作りチーズが試食できます。ワインと言えば、おつまみに美味しいチーズは欠かせません。
こちらでは、ブリーチーズ、カマンベールチーズ、チェダーチーズ、他にはオリジナルのヨーグルトも賞を受賞したものがあります。

Margaret River の ワイナリーで試飲です!
マーガレットリバーは、オーストラリアのワイン生産地として超有名な場所です。ワイナリーも120ヶ所以上にもなるとか。もちろん試飲もバンバン(?)できます。
ですが、我々は、レンタカー旅 の最中。
飲酒はいけません!!
ですので、お酒の飲めないマチに残りの宿までの運転はお願いして、少々楽しませていただきました。(先ほどのチョコレートファクトリーでマチを充分楽しませてあげたのが、効いております)
小さなカップですが、いろんな種類を飲ませてくれます。おかわりもできます。なので、調子に乗っていると、私のようなさほどお酒に強くない人は、すぐにベロベロになってしまいます。
試飲とは言え、ほどほどに。
ワイン好きの方には、天国のような場所… マーガレットリバー
本気(?)の試飲をお考えの方は、マーガレットリバーに一泊して、本腰を入れて行くのが良いかと。
数あるマーガレットリバーワイナリーの情報は、こちらのサイトがとても参考になります。
誰が運転するかで喧嘩(笑)になりそうなグループは、ツアーに参加すると運転の事は考えなくてすみますね。
試食・試飲の一日でしたので、全てのものが少しづつではありますが、一級品です。
「こんなに贅沢なグルメツアーはないねぇ~」と自分達の節約試食ツアーを肯定しつつ…
※試食・試飲をするだけというのは、マナー的にどうかとおもいますので、お金がないなりに、厳選して商品を購入いたしました。
満腹のおなかをかかえて本日の宿のある Augasta(オーガスタ)へ向かいます。
Augusta(オーガスタ)到着
ネットでも評判の良い、Baywatch Manor Augusta に宿泊です。
こちらは、カテゴリー的には Backpackers(安宿)ですが、あなどることなかれ!
キッチン、ダイニング、ガーデン等の共用施設がとても広い、清潔、きれいでした。
我々は、宿泊客がたまたま少なかったこともあり、非常に快適に過ごすことができました。
3日目 Augusta(オーガスタ)から Denmark(デンマーク)へ
本日は、少々お天気が悪い。この辺りは、オーストラリアでも南西のかなり端っこです。ここまで南下してくると季節は夏とはいえ、天気が悪いと寒い~! 海もインド洋から 南 極 海(Southern Ocean)。いかにも寒々しい名前…
そんな中、この辺りに点在するナショナルパークの名所めぐりです。
Jewel Cave(ジュウェル ケーブ)
マーガレットリバーエリアには、鍾乳洞が数か所あります。
・NGILGI CAVE ・MAMMOTH CAVE ・LAKE CAVE ・JEWEL CAVE 等
それぞれに特徴が違う鍾乳洞。 我々は宿から比較的近い JEWEL CAVE へ。

うん、なるほど。
Pemberton(ペンバートン)で Gloucester Tree(61m)に登る

WA(ウェスタンオーストラリア州)の更に南西部には、背の高い木々の森が広範囲にわたって広がっています。中でも、極太の幹がまっすぐに空に向かって90mの高さにまで伸びる、Karri Tree というオーストラリアでもこの地域にしか生息していない木の森が特徴的です。
中でも、太くて高い木は昔は Fire Lookout(火の見やぐら)として活用されていたそうです。現在は、もちろん使用はされていませんが、3本ほど今でも見学者が登れる木があります。
そのうちの一本、Gloucester Tree(やぐらとして利用されていた木には、それぞれ名前がついています ;- )に登ってきました。

到達地点は地上61m… 怖いやらなんやらで、全身に力が入りまくり…命綱とかそんなもんあるわけがない。 ここは、オーストラリアですから…
なんとか61mの足場にたどり着き、すぐに下る(景色を楽しむ余裕なし)
地上に戻った時には、膝からももにかけて足がガクガク笑いまくってました。
Walpole(ウォルポル)で Tree Top Walk(ツリートップウォーク)
続いては、Walpole-Nornalup National Park 内にある、ツリートップウォークです。

Rainforest に生い茂る巨木の間を、地上40mの高さでつなぐように渡された600mの Walkway(橋みたいな)を歩きます。
ここは、手すりもあります。目の細かい柵で安全は確保されています。
さっきの Pemberton の木登りに比べれば、安心安心。
Rainforest を上から眺めるのって、なかなかできない体験です。
道中 度々海を眺める
オーストラリアはほとんどの都市や町は海沿いに発展しています。なんせ、内陸は果てしなくブッシュ、そして、果てしなく砂漠なので。
移動の車も海沿いに走らせることが多くなります。
窓を開けて、風に吹かれながら、真っ青な海、真っ白なビーチを横目にドライブする私…
少しいい女になったような錯覚に陥ってしまいます。
気持ちいいんですよね~。
で、ちょこちょこ車止めて、寄り道してしまいます。

本日は、キャラバンパークに宿泊です。
4日目 Denmark(デンマーク)から Albany(アルバニー)へ
本日は、アルバニーを一日観光です。アルバニーは人口 37,000 人の西オーストラリア州でも第6位のそこそこ大きな都市です。今回の我々の南西オーストラリアレンタカーの旅で、訪れた街の中では、一番大きな街です。
美しい自然景観が数多くあり、博物館、刑務所跡、要塞跡など歴史的建造物も多kじゅ残されています。旅の目的地として、とても魅力的な街です。
まず最初に訪れたのは…
The Albany Convict Gaol & Museum(監獄博物館)
1800年代に刑務所だった建物が、現在博物館として当時の姿を残しています。
規模はさほど大きいわけではありませんが、湿っぽく薄暗~い感じで、監獄感は満載です。
天気が悪かったからかな~、すご~く監獄監獄してました。

Natural Bridge(ナチュラルブリッジ)& The Gap(ザ・ギャップ)

アルバニーと言うと、このナチュラルブリッジの写真はマストでしょう。
南極海の波が打ちつける断崖にできた、巨大岩の橋。
このダイナミックさは、なかなか右に出るものはありません。
でも、怖かった~。
柵とか、手すりとか、本当オーストラリアって付けないよね~。

飛んできそうな帽子はかぶっていかないように!!
Whale world(捕鯨博物館)
アルバニーは、1950年代、捕鯨拠点の一つとして栄えていました。1978年に操業を終了した後は、残された捕鯨船 The Cheynes(チェインズ)と加工工場を見学しながら、クジラの生態と捕鯨の歴史を学ぶことができます。

The Blow Holes(間欠泉)
長~いこと歩いて行ったんですけど…
全く潮が噴き上げず…
とにかく、周辺の景色はダイナミックでした…
と、アルバニー観光を一日して、本日は2回目のキャバンパーク宿泊。
ちょちょいと皆で夕飯を作って、本日はマーガレットリバーのワイナリーで購入したワインで乾杯で~す💛 あと、チーズもね。

キャラバンパークってとっても居心地がいいんです。
我々は、一棟のキャラバン(車旅の人が居室をけん引して走ってるのを見た事ありませんか。小さなキッチン、ベッド、トイレ、シャワー等生活に最低限必要なものが装備されている、あれです)に宿泊しました。
もちろん、共同の大型キッチン、シャワー、ランドリーなどは管理棟にちゃんとしたものがあります。
巨大なキャンプ地にこの様なキャラバン(お値段によって種類は様々)が点々とあります。 お隣さんとは、少なくとも10mは離れています。
もう自分たちの家みたいなもんです。
このプライベート感は、たまりません。 いいですね~。
ラウンド中は、宿泊はバックパッカーや YHA のみだったので、キャラバンパークに宿泊するのは初めてだったんですが、2回目にして、早くもはまってしまいました。
5日目 Albany(アルバニー)から Esperance(エスペランス)へ
いよいよ、今回のレンタカー旅の最南端エスぺランスへ向けて出発です。
本日は、意図せずして移動のみの一日になってしまいました。
なぜなら、途中渡る予定の橋が壊れたとかで、回り道を余儀なくされ、アルバニーを出たのが10時にもかかわらず、エスペランスに到着したのは、なんと午後6時!!
回り道の距離 360km !! 橋一本で 360km !!
いや~、オーストラリアですね~。

しかし、迂回している道中おもしろいものを見つけました。
道を走っていると、そのうち道の脇が一面白い何もない土地が広がってきました。なんだなんだと車を止め、行ってみます。
白い物体は、何やらざらざらした粒子。
もしやと思い、ペロリ。 しょっぱっ!! 塩だ!!
調べてみると、オーストラリアの湖は塩湖が多いらしく、夏になって干上がると、塩分濃度の濃い塩湖は、塩が結晶になって現れるのだそうです。
一面真っ白です。 ウユニ塩湖だけじゃないのね~。

なんだか、大発見した気分ですよ。(ただ、知らなかっただけなんですが…)
さて、ここでひとつ気がかりなのは、ここ数日お天気が悪いということです。
ここエスぺランスは西オーストラリアでも有数の美しいビーチと海があります。
Lucky Bay に代表される、南極海の透き通る青い海。
そう、BLUE HEAVEN がここには、広がっているのです。
このレンタカー旅の目的の一つ、「エスペランスで海と戯れる」。
オーストラリアもここまで南下してくると、夏とは言え、天気が悪いと寒いんです。 ちょっと海には入れない…
しかし、海と戯れなければならないのです。
なんのために 360km も迂回したのか…
あとは、神頼みのみ。 神様~、どうか明日晴れますように~。
6日目 Esperance(エスペランス)
やりました!! 晴れましたよ~!! さぁ、海と戯れましょう!!
Blue Heaven Esperance!!!
Twilight Bay 、Blue Haven Beach、West Beach 、Luckey Bay、Le Grande Beach… まだまだエスぺランスには、たっくさんビーチがあります。 どこまでも透明でどこまでも青い、どこまでもどこまでも…
とにかく美しいんです。
どこでもいいから、どこでもきれいだから、行ってみてください。
ちなみに、エスペランスでもう一つ有名なのが、ピンクレイク。
湖に生息する、藻やバクテリアによって湖がピンクに見えるのです。
がしかし、我々が訪れたのはタイミングが悪かったようです。(というか、ピンクに見えるのは、気候や天候など好条件がそろわないと非常に難しいようです)
グレーレイクでした。
いろんなタイミングがバッチリ合うと…

こんな風に見えるそうです。
嘘のような光景です。 是非、目の当たりにしたかったものです。
7日目 Esperance(エスペランス)から Hyden(ハイデン)へ
朝一で、まだまだ行っておきたいエスペランスのビーチを眺め、後ろ髪を引かれるようにして、Wave Rock(ウェーブロック)の町、ハイデンへ。
Wave Rock は、自然が創り出した奇怪な地形として、ピナクルスに並び、西オーストラリアでは、有名な観光地。

パースを訪れた人は、日帰りツアーなどで、観光するのパターンが多いのではないでしょうか。
風・雨・熱・砂… これらの自然現象は、様々な形の巨大な自然物を作り出し、地球上のいろんな場所で、我々を楽しませてくれます。
すごいなぁ~。
8日目 Hyden(ハイデン)から Perth(パース)
レンタカー旅の最終日は、一路パースへ帰るのみです。
女4人レンタカーの旅。
自分達の力で、車を運転し、オーストラリアの大地を旅するのは、とても充実感がありました。そして、バス旅やツアーにはない自由があります。
あと、うまく表現できませんが、「私、今まさに自力で旅してますっ!!感」がとても心地よいです。
目的地に到着するたびに、「やって来ました~!!」といちいち大げさに思ってしまいます(笑)
一つ経験値アップしたかな?
と、また勘違いしてしまうのでありました(笑)
以上、女4人レンタカーの旅 パースからエスペランスへ でした。