新型コロナウィルスの終息が見え始め、世界各地への渡航、交流が徐々に元の状態にもどりつつあります。
さあ、準備をはじめましょう。

カナダ国民はコーヒーが大好きな人達です

エッセイ

トロントのビジネスマンはコーヒー片手にご出勤

カナダのトロントは、カナダで一番大きなビジネスシティです。人口は273万人でカナダの都市の中では最も多くの人が住んでいます。

このトロントで1年半ワーキングホリデー(最後の半年は観光ビザで滞在)で住んでいました。

そのトロントでまず驚いたのは、「カナダの人ってコーヒー好きね~。」という事実です。

通勤時間帯になると、道行くビジネスマンはほとんどの人がマイタンブラーを手にコーヒーを飲みながら通勤しています。

それもそのはず、カナダはコーヒーの一人当たりの年間消費量は635杯で世界第9位!!

ちなみに日本は、340杯で世界30位です。

ちなみにちなみに、世界の TOP 30 はこんな感じです。

1位:ルクセンブルク 2844杯
2位:フィンランド 1212杯
3位:デンマーク 946杯
4位:ノルウェー 921杯
5位:スイス 799杯
6位:スウェーデン 789杯
7位:ドイツ 679杯
8位:オーストリア 646杯
9位:カナダ 635杯
10位:スロベニア 606杯

11位:ブラジル 582杯
12位:イタリア 577杯
13位:フランス 547杯
14位:イギリス 533杯
15位:キプロス 504杯
16位:ベルギー 488杯
17位:オランダ 485杯
18位:エストニア 469杯
19位:スペイン 428杯
20位:アメリカ 411杯

21位:リトアニア 409杯
22位:ポルトガル 407杯
23位:オーストラリア 382杯
24位:スロバキア 374杯
25位:ホンジュラス 362杯
26位:ニュージーランド 358杯
27位:アルジェリア 342杯
28位:ベネズエラ 341杯
29位:ポーランド 340杯
30位:日本 340杯

参照元:gigazine

北欧の国の多くが TOP 10 入りしてますねってな余談は置いといて、カナダのコーヒー消費量はコーヒー豆の本場のブラジルの上を行く多さなのです。

カナダの人々のコーヒー好きには、ヨーロッパからの移民によって繁栄してきた歴史が大きく関わっていると言われています。

トレビアンな CAFE 文化を持つフランス移民がとりわけ多い事から、カナダにコーヒー文化が根付いたと言うわけです。しかし、現在ではそのフランスをもコーヒー消費量では凌いでしまっています。

TOP 10 の国々を見て気づくのは、寒さの厳しい気候の国が多いなぁと言うことです。

極寒の気候には、温か~いコーヒーが欠かせないという事なのかもしれません。

カナダのコーヒーショップいろいろ

トロントの街を歩いているとおしゃれな CAFE もほどほどにありますが、 CAFE よりももっとカジュアルなコーヒーショップが沢山あるのが目につきます。もうストリートの角と言う角にあるのではないかという程です。

 

トロントにあるコーヒーショップラインナップ

1.ティムホートン(Tim Hortons)

カナダのアイスホッケー選手(その名もティムホートン氏)が始めたコーヒーショップ。セカンドカップと共にカナダの2大チェーン店。ドーナツ・サンドイッチ・ベーグル・スープなどのメニューと共に美味しいコーヒーを楽しめる。寒い冬には、ティムのスープが心もお腹も満たしてくれます。

2.セカンドカップ(Second Cup)

トロント発祥のコーヒーショップ。カナダのコーヒーショップと言ったら、ティムホートンとセカンドカップで決まり。カナダを訪れたら是非一杯!!

3.スターバックス(StarBucks)

世界中どこでも頑張ってます。どこにいても変わらぬクオリティーを提供してくれます。

4.アロマエスプレッソバー(Aroma espresso bar)

 

こう言ったコーヒーショップがあちこちにあります。

これだけあれば喉が渇くことはありません。

 

カナダのカジュアルなコーヒー文化

ヨーロッパ移民がもたらしたカナダのコーヒー文化ですが、カナダで生まれたティムホートンやセカンドカップのようなコーヒーショップが店舗数を増やすのと同時に、カナダ人にとってコーヒーはより身近で手軽に味わえる、生活に密着したものへと変わっていったのではないでしょうか。

コーヒーはカナダでよりカジュアルなスタイルで生活に根付き、カナダ人にとって今やなくてはならない存在です。

カナダの人はもうコーヒーをガブガブ飲みます(個人的意見です)。カナダの人は、コーヒーがなくなったらいったい何を飲むんだろう・・・

日本人の私にとってなくなって困る飲み物は「お茶」です。

そうか、カナダ国民にとってのコーヒーは日本人にとってのお茶のような存在なのかもしれません。