ワーホリに忘れてはならない常備薬
たとえ短期間の旅行であろうと、旅先での急な体調変化に備えて、多少の常備薬は持参して出かける方は多いと思います。
では、長期に渡る海外滞在ではどうでしょうか。
短期間の旅行であれば、なんとか4~5日乗り切れば、帰国してかかりつけの病院に行くことができます。
しかし、長期滞在では、そういうわけには行きません。
海外旅行保険に入っているとはいえ、出来れば病院には行かずに済ませたいものです。
そんな時は…
かかりつけの病院で医師に相談してみよう
人は、それぞれに体の特徴があります。
風邪をひきやすい人・皮膚が弱い人・目が弱い人・アレルギー持ちの人・頭痛持ちの人等々。
もちろん、それぞれの国に薬は市販されていますが、慣れた薬が手元にあれば、安心して使用・服用することができます。
かかりつけの病院がある方は、医師に長期海外滞在する旨を伝え、相談してみましょう。
長めに薬を処方してもらえる事もあるでしょう。
例えその時、どこも体調が悪くなくても相談にはのってくれますので、行ってみましょう。

不安な方は、事前に電話で問い合わせてから出向くと良いでしょう。
あなたの体の事をよくご存じのかかりつけの先生をお尋ねください。
参考までに、私の持参した薬は…
- 百草丸(どちらかと言うと軟便派なため)
- 鎮痛剤(生理痛用、市販薬)
- 風邪薬(かかりつけの病院で処方してもらったもの)
- 点鼻薬(市販品)
- かゆみ止め軟膏と錠剤(じんましん用、皮膚科で処方してもらったもの)
現地の薬の方が効く場合もある
日本とは、気候も風土も異なる土地での滞在です。
見た事もない虫・動物・食べ物たちに、刺されたり・何かかけられたり・食べたらお腹の中で悪さされたり、いろいろ起こるでしょう。
この様に、日本で見た事もないものに何かしらやられた場合、現地の薬の方が効くことは多々あります。
例えば、私の友達は、現地で下痢(おそらく食べたものが原因)になってしまいました。

日本から持って行った下痢止めを飲むも効きません。
困って現地の薬屋で購入した下痢止めを飲んだら、ピタッと止まったという経験があります。
虫さされに関しても同じような事があります。
例えば、オーストラリアにはサンドフライという小さなハエのような虫がビーチ等に沢山います。

やつに刺されると、猛烈に痒いのです。
そして、ひとによってはボンボンに腫れてしまいます(個人差有り)。
痒みも何日も続きます。
そして、刺される時は一度に何か所も刺されます。
そのせいで、現地の皮膚科通いになった友達は数知れず。
そんなサンドフライに、日本の虫よけはあまり効果がありません。
やはり、現地の虫よけが効果は絶大です。
たいていのドラッグストアや売店でサンドフライに効く虫よけは手に入ります。
わたしは、オーストラリアにワーホリ中、ビーチには山ほど行きました。
毎日日焼け止めと虫よけ(両者とも現地購入)は、全身に塗りたくってから出かけていました。
そのおかげで、一度もサンドフライに刺されることはありませんでした。
というように、現地の薬の方が効く場合も多々あります。
何でもかんでも日本から薬を持って行く必要はありません。
ご自身の体質・体の特徴を鑑み、持参する薬を選択してください。