転職に役立つ!!ワーホリ経験のアピール文作成方法
1年のワーキングホリデー生活を終え、帰国したあなた。
ワーホリ先では、語学学校で学び、沢山の海外の友達を作り、バックパッカーもしたし、現地の人達に交じって労働もした。
この1年間で、日本にいた頃には考えもしなかったような体験を、山のようにしたと思います。
帰国後のあなたは、確実に1年前のあなたより一周りも二周りも魅力ある人物になっています。
しかし、今後この経験をどのように活かしていけばよいのか・・・
まずは、多くの方が帰国後に迫られる仕事探し。
この仕事探しに、どのようにワーホリ経験をアピールしていくかが課題となってきます。
ワーホリでの様々な経験は、何か資格を取るとか、試験でのハイスコアというものでない限り、なかなか履歴書にはあらわれづらいものになってしまいです。
ならば、まずはあなたにとってのワーホリ経験がどういったものであったかを伝えるアピール文を作成してみましょう。
このアピール文は、後の面接にも大いに役立ちます。
ワーホリ1年間で経験した事をリストアップする
まずは、自分がワーホリで経験したことを箇条書きにしていきましょう。
【 例 】
- 語学学校 2ヶ月間(ホームステイ利用 ブリスベン1ヶ月、パース1ヶ月)
- 旅 ラウンド 4ヶ月間(バックパッカー的旅 長距離バス利用 ブリスベン~パース)
- 旅 (車利用 各約2週間 パース~エスペランス、パース~エクスマウス)
- マンゴーピッキング(2週間)
- フリアコ(2ヶ月間)
フリアコとは、宿で働く代わりに宿代を無料にしていただくシステムの事
- バイクの免許取得
- スカイダイビングの免許取得
ちなみに、これは私のオーストラリアでのワーホリ1年間です。
リストの数は、多くても少なくても関係ありません。
一つの事に的を絞って1年間続けた人は少なくなりますし、いろんな事に挑戦した人は多くなります。
どんな、細かい事でも構いません。
まずは、あなたが1年間にした事のリストアップです。
最も自分にとってインパクトの強いもの3つにアンダーライン
リストアップが終わったら、この中で良くも悪くも最も自分にとってインパクトの強かった事3つにアンダーラインをしましょう。
上記の【 例 】を利用してやってみます。
※リストが3つ以下の人は、この作業はとばしてください。
【 例 】
- 語学学校 2ヶ月間(ホームステイ利用 ブリスベン1ヶ月、パース1ヶ月)
- 旅 ラウンド 4ヶ月間(バックパッカー的旅 長距離バス利用 ブリスベン~パース)
- 旅 (車利用 各約2週間 パース~エスペランス、パース~エクスマウス)
- マンゴーピッキング(2週間)
- フリアコ(2ヶ月間)
フリアコとは、宿で働く代わりに宿代を無料にしていただくシステムの事
- バイクの免許取得
- スカイダイビングの免許取得
この場合、必ずしも良い経験でなくても構いません。
自分にとって、勉強になった出来事だったと思う事を選択して下さい。
選択した経験について、強く感じた事3つそれぞれ箇条書きにする
選択した3つの経験について、インパクトの強い出来事だった理由をそれぞれ3つづつ箇条書きにしていきましょう。
【 例 】
● 旅 ラウンド 4ヶ月間(バックパッカー的旅 長距離バス利用 ブリスベン~パース)
- 次に行く場所、滞在する日数も気分次第。そんな自由な旅は初体験
- 旅の間に本当に沢山の人と出会い、その出会いに感謝したり、人と出会うこと自体が面倒に感じたりした。その時一緒にいる人によって、思い出の色合いが変わってくることを感じた
- 夢のような自由な時間であった。が、夢にまで見た自由な環境も、毎日毎日長く続くと何故か嫌気がさしてくる。自分は、本当に勝手な生き物だと感じた
● バイクの免許取得
- 完全なローカルの英語環境で、免許取得することができたという達成感
- 日本でバイクに乗ったこともなかったが、オーストラリアという異国で一歩踏み出せた
- 日本でも有益な免許が取れた
● スカイダイビングの免許取得
- スカイダイビングの免許をとるなんて、日本にいる時は1ミリも考えたことがなかった。おかれた環境で人はこうも行動が変わるものかと、身をもって実感した
- 未知の世界に挑戦する事への興奮、充実感を感じることができた
- よくやったな~と、思い出す度あの時の自分に思う
書き出した箇条書きをもとに、それぞれの経験について考察する
箇条書きしていただいた理由をもとに、それぞれの出来事を経験する前とした後で、自分がどのように変わったかについて考察してみましょう。
ここは、少し自分の心を見つめる必要があります。
時間はかかるかもしれませんが、しっかりやればやるだけ頭の中がまとまってくると思います。
前述した箇条書きに沿ってやってみます。
【 例 】
● 旅 ラウンド 4ヶ月間(バックパッカー的旅 長距離バス利用 ブリスベン~パース)
- 次に行く場所、滞在する日数も気分次第。そんな自由な旅は初体験 →そこでしか見られない景色を見に、たとえ少々困難でもそこへ行く。達成感と感動を繰り返し、旅の素晴らしさに改めて気づく
- 旅の間に本当に沢山の人と出会い、その出会いに感謝したり、人と出会うこと自体が面倒に感じたりした。その時一緒にいる人によって、思い出の色合いが変わってくることを感じた
→ 旅を共にする人、旅先で出会った人によって、旅の思い出は更に良くも悪くも彩られる事に気づく。例え一人旅でもそれは同じ。どんな人と出会うかは、旅にとって最もとは言わないが、とても重要である。 - 夢のような自由な時間であった。が、夢にまで見た自由な環境も、毎日毎日長く続くと何故か嫌気がさしてくる。自分は、本当に勝手な生き物だと感じた
→ 自由が通常になると、それはもはや自由と感じなくなってしまう。タスクを果たしていく日々を送ってこそ、たまにおとずれる自由を自由と感じることが出来るのだと感じた。帰国後は、ワーホリの経験を生かして、よりよい仕事を見つけようと強く思うようになった
● バイクの免許取得
- 完全なローカルの英語環境で、免許取得することができたという達成感
→ バイクの免許を取得する程度の英語力が備わった事が立証された。 - 日本でバイクに乗ったこともなかったが、オーストラリアという異国で一歩踏み出せた
→ 一人でオーストラリアのバイク教習所に通い、目的を達成できたことは、自分にとって大きな自信になった。一歩踏み出すことの重要性を強く感じた - 日本でも有益な免許が取れた
→ これから日本でもバイク生活を楽しみたい
● スカイダイビングの免許取得
- スカイダイビングの免許をとるなんて、日本にいる時は1ミリも考えたことがなかった。おかれた環境で人はこうも行動が変わるものかと、身をもって実感した
→ スカイダイビングの免許を取るというチャンスにたまたま遭遇し、そのチャンスを逃さず自分のものに出来た自信は、今後の自分の支えになると思う。その時の自分の置かれた環境・精神状態によって、行動力は大きく左右されることを実感。今後も、おとずれたチャンスは逃さずものにする瞬発力と勇気は忘れずにいたい - 未知の世界に挑戦する事への興奮、充実感を感じることができた
→ 講習の期間中、全てが未知との遭遇・初体験の連続。そん中、集中力を切らさず目的を達成することが出来た。 - よくやったな~と、思い出す度あの時の自分に思う
→ あの時の勢いを忘れず、常にアクティブな自分でいられるよう、体・仕事・感情をコントロールできるよう努めたい
まとめてアピール文を作成
ゴールは目の前です。
あとは、前述の 太 字 部分をまとめて、アピール文を作成してみましょう。
アピール文を作成する上での必要項目
- 何をしたかの具体例
- その時したこと(工夫したこと)の具体例
- その結果
- まとめ(ワーホリを終えてどんな自分になったかなど)
【 例 】
オーストラリアのワーキングホリデー1年間で、バイクとスカイダイビングの免許を現地の完全な英語環境で取得しました。日本人は、自分ひとりという環境だったため、不安と緊張はとても大きなものでした。英語能力が足りない分は、スタッフとのコミュニケーションをまめにとることで補おうと思い、実践。バイクもスカイダイビングも日本での経験は全くなかったため、完全にゼロからの挑戦でしたが、スタッフの助けもあり、集中力を切らすことなく免許を取得することが出来ました。
そして、バックパッカーの旅を4ヶ月した際は、パッケージツアーなどではなかなか行く事の出来ない場所へも数多く訪れることが出来、素晴らしい景色を沢山見ることが出来ました。一方で、旅先で出会った人に助けられたり、楽しい体験を共にすることが出来た場所などは、何もない田舎町でも鮮明に思い出に残っている場所もあります。
このワーホリの体験によって、何事にも挑戦する、一歩踏み出す勇気がとても大切だと感じました。そして、目的を達成するための集中力・持続性を養うことが出来ました。 そして、全ての物事をより良い方向に向かわせるには、自分を取り巻く人々とのより良い関係が必要不可欠なものだと強く実感しました。
今後は、この経験を大切に何をするにも人との関係を大事にし、目標に向かって真摯に積極的に取り組んでいきたいと思います。
こんな感じでしょうか。
これでだいたい、650字 くらいです。
面接にもバッチリ使えます。
面接の時、自己アピールをするシュミレーションをしてみました。
感情を多少込めつつ、所々話し言葉に変えて話してみると、約2分 です。
ここまで、実践していただくと大分頭の中も、クリアにまとまってきたのではないでしょうか。
そして、何となく更に自信が沸いてきたような気がしませんか。
これで、あなたの ワーホリ経験アピール文 完成です。
ここまで出来たら、あとは行動です。
転職エージェント、転職サイトに登録
ワーホリ経験アピール文が完成したら、あとは行動あるのみです。
求人情報が結集している転職エージェントもしくは転職サイトに、まずは登録しましょう。
どのサイトもオンラインで無料登録できますので、何ヶ所か登録して情報の窓口は広くしておきましょう。
では、おすすめの転職エージェントと転職サイトを一つづつご紹介いたします。
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マイナビエージェントの特徴とは・・・
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この作業により、求職者と企業のそれぞれの希望がよりマッチしやすくなっています。
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転職エージェント、転職サイトについて更に多くの情報をお求めの方は、以下の記事でワーホリ後に最適な転職エージェント【5社】、転職サイト【5社】のご紹介をさせて頂いています。転職エージェントと転職サイトの違いについても解説しておりますので、ご参照ください👇👇
まとめ
ワーホリから帰国すると、しばらくは放心状態(いわゆる「ワーホリロス」状態)になります。
私も、1ヶ月くらいは思い出にふけりながらボーッとしていたと思います。
しかし、ずーっとそうしているわけにも行きません。
楽しかったワーホリの経験を更に実り多きものにするためには、帰国後の行動がものを言います。
ワーホリ経験後のあなたの行動は、きっと経験前のあなたとは違ってきているはずです。
未来を見据えて、力強い一歩を踏み出してください。
【おまけの一言】
TOEIC のハイスコアは、確実にキャリアアップにつながります。
こちらの対策も怠ることなかれ!
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