カナダのトロントで1年間のワーホリ開始 ~始めの3カ月~
2度目のワーホリはカナダのトロント
一度目のオーストラリアワーホリでは、旅(ラウンド)・フリアコ・免許取得(バイクとスカイダイビング)・語学学校と、手あたり次第やりたい事をやりました。
二度目のワーホリは一度目と同じ事をするのも少々能がないかと思い、
一ヶ所に定住して働く!!
という目標を掲げ、カナダのトロントにやって来ました。
初めてのカナダ、初めてのトロント

トロントは、カナダ最大のビジネス都市です。
がしかし、首都ではありません。
首都は、オタワです。
オーストラリアのシドニー(ビジネスの中心地)とキャンベラ(首都)の関係と似ています。
そして、カナダの観光地として最も人気のある都市が、バンクーバーです。
当然、日本からの観光客・ワーホリ・留学生も沢山います。
今回のワーホリの目標は、1ヶ所に定住して、働く!!(できればより地元に根付いた形で?)
というものでしたので、あえて日本人の多い観光地は避け、カナダ最大のビジネスシティであるトロントを選びました。
最初のトロントの印象
それまでカナダには一度も行ったことがなく、秋には紅葉が美しく、冬はウィンタースポーツ三昧といったイメージしかありませんでした。
トロントはカナダで最も大きなビジネスシティ、というイメージだけを頭に描き向かいました。
頭の中では、東京のような大都会を想像していました。
到着後、2~3日トロントの街を知るため街ブラした感想は・・・
思ってたのと違う・・・
東京よりだいぶん、こじんまりまとまった感じです。
わかりやすくお伝えするために、トロントの地下鉄マップをご紹介します ⇊ ⇊

シンプル~。
東京のわけのわからない線が入り乱れた地下鉄マップとは、大違いです。
人口で見ても、トロントはおよそ590万人、東京(約1386万人)の約1/2です。
なんだかいけそうな気がしてきました。

街ブラしながら、街を行く人々を観察してみます。
日本人少な~!!
なかなか日本人とはすれ違いません。
すれ違うのは、欧米系・アジア系・東南アジア系・インド系・中東系・南米系と様々な人種。
ここは・・・カナダだよね? と思ってしまいます。
それもそのはず、トロントは国外で生まれた移民の割合が世界で2番目に多い都市なのです。
トロントは、人種のモザイク都市とも呼ばれています。
あえて日本人の少ない都市を選んできましたが、少なすぎて心細くなる始末。
通勤時間帯に、街を見ていて気付いた事があります。
街を行く人々はほとんどの人が、手にマイタンブラーやテイクアウトのコーヒーを持っています。
トロントの街中には、角々にコーヒーショップがあると言っても過言ではないほど、沢山のコーヒーショップがあります。
世界的に有名なコーヒーショップはもちろん、カナダでのみ展開しているコーヒーショップも小規模から大規模なチェーン店まで様々なショップがあります。
皆さん、コーヒーを飲みながら通勤通学しています。
トロントの方々は、コーヒーがとてもお好きなようです。
現地留学エージェントで、語学学校とホームステイを決める
初めてのワーホリであったオーストラリアの時は、現地の事は何もわからなかったため、日本から最初の語学学校とホームステイの手配をガッチリとしていきました。
手配を万全にしていく事で、初めてのワーホリでも安心して日本を出発する事ができました。
しかし今回のカナダは2度目のワーホリです。
オーストラリアで体験した経験を生かせます。
日本からは、1週間分の宿のブッキングのみしていきました。
語学学校の申し込みは、現地留学エージェントで申し込もうと決めていました。
現地留学エージェントで語学学校を申し込む際のメリットは、現地で学校見学ができるところです。
そして、留学エージェントの事務所には、現地情報を求めて自分と同じワーホリや留学生の日本人がやってきます。
街中で日本人をほとんど見かけず、心細くなっていた私。
ここで沢山の日本人を見て、とてもホッとしました。
現在トロントには、15以上の留学エージェントがあります。
詳しくは、こちらをご参照ください ⇊ ⇊
訪れたエージェントで紹介していただいた学校に早速見学に行きます。
初めに見学に行った学校は、アジア人の割合が非常に高かった(学生の人種の割合は時期やレベルによって変わる場合もあります)です。
見学2ヶ所目の学校は、規模は小さめですが程よく様々な国籍の学生が在籍していました。
見学2か所目の学校に決めました。
学校と同時にホームステイも申し込み、カナダトロントワーホリの始まりです。
オーストラリアワーホリの時と同様、出だしは語学学校からです。
ワーホリのスタートは語学学校からというのが、私のセオリーとなりました。
The Beaches (ビーチーズ)でホームステイ

トロントには海がありません。
しかし、五大湖の一つのオンタリオ湖という日本の四国とほぼ同じ面積の大きな湖があります。
トロント東部のオンタリオ湖沿岸は砂浜になっており、この一帯が The Beaches(ザ・ビーチーズ)と呼ばれる地区です。
留学エージェントが紹介してくれたホームステイ先は、このエリアにありました。

こちらのホームステイ先には、常に3人の学生が入れ代わり立ち代わりホームステイしていました。
トロントの学校とホームステイはとても居心地がよく、始めは1ヶ月で申し込んだのですが、両方とも延長し、結果2ヶ月この The Beaches で過ごしました。
ホームステイで一緒になった学生は、ブラジル人ー3人、チリ人ー1人、韓国人ー1人。
学校から帰ってくると、家に居合わせたメンバーでビーチのボードウォークをブラブラ散歩しました。
季節は5月~6月。
カナダは日本と同じ北半球のため、季節も日本と同じく夏の手前。
砂浜を散歩するのにちょうど良い気候です。
散歩しながら、英語力初級~中級のメンツで無茶苦茶な英語で沢山おしゃべりしました。
南米の彼らは、文法など無茶苦茶でもとにかくしゃべります。
トロントにやって来たばかりの時は英語力初級だった学生も、間違おうが何しようが毎日陽気に喋っている間に、2~3週間もするとメキメキ英会話力が上がっていきます。
このホームステイ先で、英会話力向上には語学学校での勉強以外の OUTPUT(おしゃべり)がとても重要であることを目の当たりにしました。
とても実りの多いトロントでのホームステイでした。
トロントで仕事探し
2ヶ月の語学学校が終了し、いよいよ職探しです。
まずは、履歴書(RESUME)を作成し、情報集めです。
英文レジュメの書き方はこちらの記事が参考になります ⇊ ⇊
留学エージェントの掲示板、新聞や日本語情報誌のクラシファイド(求人欄)を眺める日々。
英語が片言でも出来る仕事でないと・・・
経験のある職種の方がいいかも・・・
などとえり好みをして、一歩踏み出せないでいる間にズルズルと時間だけ過ぎていきます。
海外で仕事をするのは、私にとって初めての体験です。
オーストラリアでフリアコ(安宿で仕事をする代わりに宿代をタダにしてもらうシステム)はしましたが、お給料をもらってちゃんと仕事をしたことはありません。
初めての挑戦に少々尻込みしていました。
ある日、気晴らしに トロントにあるスタジアム、
ロジャーズ・センターにメジャーリーグの試合を見に行きました。

ブルージェイズ(トロント)VS ニューヨーク ヤンキース
たまたま後ろの座席にいた日本人ワーホリさんと知り合い、しばしおしゃべり。
私が、現在職探し中だという事を話すと、
なんと!! そのワーホリさんの働いているコーヒーショップの他店舗に欠員がもうすぐ出るとの事。
欠員の出る店舗に直接レジュメを持って行き、マネージャーがいればその場で面接になる可能性もありとの事でした。
どこでも、色んな人としゃべってみるもんです。
またとない情報をゲットしました。

もう尻込みしている場合ではありません。
翌日、ドキドキしながらレジュメを持参したところ、マネージャーは不在。
後日連絡するとの事。
(ドキドキして損した・・・)
しばらくドキドキしながら連絡を待つも、連絡は来ず。
3週間がたち、ドキドキも薄れ、諦めかけた時・・・
マネージャーから連絡が!!
1ヶ月以上続いた職探しの日々も終了となりました。
カナダワーホリ初めてのお仕事は、トロントでコーヒーショップの店員です。
ある意味、トロントっぽいお仕事です。
結果このコーヒーショップで、ワーホリ4ヶ月~ワーホリビザ終了までの9ヶ月間働かせて頂きました。
コーヒーショップでの、お仕事内容はこちらの記事をご参照ください ⇊ ⇊
ご一読いただき、ありがとうございました。